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カネサオーガニック味噌工房 (宮城県美里町)

カネサオーガニック味噌工房

東京ドーム約15個分もの広大な農地で有機米や有機大豆を栽培し、さらに発酵食品への加工も手掛けているカネサオーガニック味噌工房。有機農法や商品に対するこだわりなどについて、代表の安部陽一さんに伺いました。

生産者プロフィール
社 名 カネサオーガニック
味噌工房
代 表 安部陽一
創 業 1980年
所在地 〒989-4206
宮城県遠田郡美里町
二郷字前谷地50
公式HP https://www.kanesaorganic.jp/
安部陽一 さん
安部陽一 さん
生産者プロフィール
社 名 カネサオーガニック
味噌工房
代 表 安部陽一
創 業 1980年
所在地 〒989-4206
宮城県遠田郡美里町
二郷字前谷地50
公式HP https://www.kanesaorganic.jp/
持続可能な農業を確立したいという想い
──会社の概要を教えてください。
──会社の概要を教えてください。
当社は宮城県美里町で約70ヘクタール(東京ドーム約15個分:令和3年現在)におよぶ農場を運営しており、有機農法によって育てた米と大豆をベースに生味噌や生糀、糀甘酒といった発酵食品の製造も手掛けています。私どもが代々続く田畑で有機農法を導入したのは30年ほど前、1990年のことです。当時はまだ「オーガニック」という言葉が現在ほど浸透していなかった時代ですし、広大な農場をすべて有機農法に転換する農家は珍しく、参考にできる前例も数えるほどしかありませんでした。そういった状況での取り組みは画期的だったと言える反面、非常に大変なものでしたね。
──なぜ、有機農法に挑戦したのでしょうか。
──なぜ、有機農法に挑戦したのでしょうか。
気候変動による冷害などの影響を目の当たりにしたことで、土壌や生態系に負荷をかけない持続可能な農業を確立したいと強く思ったからです。しかし先ほども申し上げたように、その道のりは非常に大変なものでした。例えば、田植えの後に深く水を入れて雑草の発生を抑える深水管理や、強い苗づくりについては、毎年のように試行錯誤を繰り返しましてね。20年ほどかけて栽培技術や資材活用などのノウハウを確立していきました。この研鑽には終わりなどなく、今も「日々勉強」と思いながら品質向上に取り組んでいます。
──では、加工品を手掛けられたきっかけは?
──では、加工品を手掛けられたきっかけは?
農家だった当社が、加工品の製造を始めたのは2014年。「高品質な農産物の魅力を伝え、より食卓に置かれる存在にしていきたい」という想いがありました。そのためにシンプルな原材料で構成され、かつ保存性にも優れている「発酵食品」を展開するのが最適だと考えたんです。製造するにあたっては工程や温度管理を工夫するとともに、素材の良さを引き出せるよう食塩や粗糖なども吟味し、沖縄産にこだわって使用しています。おかげで、自分たちも納得できる、当社ならではの商品に仕上がりました。
様々な連携を深め、さらなる成長につなげていく
──商品の特徴についても教えてください。
──商品の特徴についても教えてください。
土本来の力を活かした有機の発酵食品には余分な添加物を使用していないので、身も心もホッとできる優しい香り、優しい味わいが楽しめます。例えば、当社の看板商品である『有機生味噌』であれば、味噌汁にした時も塩辛さがなく、さっぱりとした甘味を感じることができるでしょう。カレーやシチューの仕上げとして大さじ1杯程度を鍋に入れて溶くと、不思議なほどコクが生まれるんですよ。オーガニック志向の方にはもちろん、これまでオーガニックに触れてこなかった方にも試していただきやすいと思うので、ぜひ手に取って頂きたいですね。
──最後に、メッセージをお願いします。
──最後に、メッセージをお願いします。
農業は自分1人の力だけでなく、地域の農家さんや農業組合さん、さらにはオーレックさんのように農業機械を提供してくれる企業など、多くの方の協力があって初めて成り立つものです。その「前提」を忘れずに、今後も関係する方々との連携を深め、一緒に成長しながら持続可能な農業や商品づくりを進めていきたいですね。また、連携や成長という意味で言えば、お客様からいただく声を受け止め、商品づくりなどに活かしていくことも同じくらい大切なことだと思っています。ぜひ『コダワリノワ』を通じて忌憚のない意見をお寄せください。よろしくお願いいたします。

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