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無農薬茶の杉本園(静岡県島田市)

無農薬・有機栽培を経て、2014年からは有機肥料も使わない「自然栽培」によるお茶づくりを行っている無農薬茶の杉本園。自然栽培の実現に至った経緯や、抱いている想いなどについて、3代目の杉本鋭悟さんにお話を伺いました。

生産者プロフィール
社 名 無農薬茶の杉本園
代 表 杉本鋭悟
創 業 1993年
所在地 〒428-0039
静岡県島田市金谷猪土居3769-3
杉本鋭悟 さん
生産者プロフィール
社 名 無農薬茶の杉本園
代 表 杉本鋭悟
創 業 1993年
所在地 〒428-0039
静岡県島田市金谷猪土居3769-3
虫が、最適な栽培方法を教えてくれた
──会社の概要を教えてください。
静岡県の牧之原台地でお茶の栽培、加工、販売を行っています。私どもは先祖代々いろいろな農作物を生産してきたんですが、祖父がお茶畑を広げたことでお茶農家に転身しましてね。父がそれを継ぎ、無農薬・有機肥料による栽培をスタートさせました。そして2014年には有機肥料すら使わない「自然栽培」に切り替えて現在に至ります。扱っているのは、深蒸し煎茶をはじめ番茶やほうじ茶、玄米茶など。オーレックさんの草刈機『BULL MOWER』を愛用しているご縁から、福岡市の『OREC green lab FUKUOKA』でも私どものお茶を使ったカフェメニューを提供しています。
──自然栽培に至る経緯を教えてください。
父が試行錯誤を繰り返しながら、有機肥料を減らしつつあった時のことです。チャドクガの幼虫が大量発生して茶葉を荒らしてしまいましてね。でも不思議なことに、虫が付いたのは茶樹の横枝部分だけで、幹部分は無事だったんです。理由を探ってみると、私どもの茶樹と、他の茶樹との違いが見えてきました。通常、茶樹は幹から伸びた横枝が土に潜って浅い根を張ります。その浅い根は地表の肥料分を吸収して成長するんですが、私どもの茶畑では肥料を減らしつつあったので、浅い根が肥料分を吸収できなかったんです。
──結果、横枝の茶葉が弱って虫が付いたと。
そうですね。そこで私どもはいろいろなやり方を模索し、10年ほどかけて、最も効果のある栽培方法を確立しました。すなわち、横枝を剪定して「一本仕立て」につくり替えたんです。すると日光や風が茶畑全体に通るようになり、虫が激減。幹の根もより深く太くなり、数年後にはまったく虫や病気が発生しなくなりました。加えて、除草剤を使わなかったことも功を奏しましてね。『BULL MOWER』で刈った草が土に還り、さらに土が肥えたことで、肥料を使う必要が完全になくなったんです。こういった複数の要因が重なったことで、自然栽培を実現することができました。
「無農薬」という原則を変えることなく
──自然栽培によるお茶の特徴は?
肥料を使う目的はというと、植物を早く成長させることにあります。つまり、肥料を使うと短時間で大きく成長してしまうため、昨日採った茶葉と明日採る茶葉では、品質が異なってしまうんです。一方、自然栽培で育てた茶樹は成長がゆっくりなので、その分品質も安定します。また、自然栽培にしてから口当たりも変わりましたね。くどさが減り、一緒に食べるご飯やお菓子の味を邪魔しない印象になりました。お茶の味にこだわりを持つ方にはもちろん、一般的な慣行栽培でつくられたお茶が飲めない化学物質過敏症の方にもお薦めです。
──最後に、メッセージをお願いします。
私どもの自然栽培は、現在のやり方が完成形ではありません。茶畑の環境が変われば栽培方法も変わるはずで、その都度、最適なやり方を模索することが必要だと考えています。その際にキーワードとなるのは、私どものキャッチコピーである「安全は自然の中にありました」です。本当に安心して食べられるもの、飲めるものは人がつくるのではなく、自然がつくるもの。それを肝に銘じて、いくら環境が変わっても「無農薬」という原則は絶対に変えることなく、多くのお客様に愛される、自然を活かしたお茶づくりを続けていきたいと思っています。

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