農薬も化学肥料も使用せず、土の中の微生物の力を最大限に活かして栽培された久保農園の無農薬もち米。 無肥料栽培の稲はしっかりと根を張り特に美味しいお米ができます。久保農園のもち米は特に緑色のお米が混じっています。 収穫したときは全て同じ色ではありません。劣化と共に次第に緑色が消え同じような色になっていきます。緑のお米は未成熟米ではなく、鮮度の証です。

モチ米の品種はヒヨクモチ。九州を中心的に生産されており、 もち米の中でも日本で一番生産されている銘柄です。 文字通り肥沃な土壌で栽培されたもち米で、 炊いても硬くなり難く、きめが細かい粘りのある食感が特徴です。 引きや粘り、膨らみも十分のため、 お餅もちろん、赤飯やおこわ、ちまき等にも最高のもち米です。　

久保農園では全ての農地で農薬も化学肥料も使用しておりません。 ボカシ肥料も徐々に減らしていき、無肥料栽培を始めました。
〇転換中 （３～５年）
新しく取得した農地は、ボカシ肥料を加えた土壌に入れ替えます。 最初は根の張らない野菜などを育てます。
〇ボカシ肥料栽培 （15～20年）
農薬が抜けた農地ではお米や裏作で麦を育てています。 ボカシ肥料は有機肥料の事で、土壌の中で栄養を作る微生物のエサになります。 久保農園では有機認証は取得しておりませんので「ボカシ肥料栽培」と記載しております。 ボカシ肥料も徐々に減らしています。
〇無肥料栽培 （無施肥）
ボカシ肥料を施して行くと、もうこれ以上微生物のエサを施さなくてもよい程土壌が肥えてきます。 １年以上肥料を施していない農地を無肥料栽培と呼んでいます。 ３年以上無肥料を続けると何故か収穫量が増えます。 土壌を休ませるため、無肥料栽培では裏作を行っていません。 その間に微生物たちが栄養を育ててくれます。