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株式会社中村園 (福岡県八女市)

株式会社中村園

全国的に有名な日本茶ブランド「八女茶」と、全国的にも珍しい国産のハーブをブレンドしたブレンドティーなどが自慢の中村園。中島也爾取締役統括係長に、会社の概要や栽培・加工へのこだわりなどを伺いました。

生産者プロフィール
社 名 株式会社中村園
代 表 中村 健一
創 業 2011年10月
所在地 〒834-0024
福岡県八女市津江1215
公式HP
中島也爾 さん
中島也爾 さん
生産者プロフィール
社 名 株式会社中村園
代 表 中村 健一
創 業 2011年10月
所在地 〒834-0024
福岡県八女市津江1215
公式HP
私たちの手で日本におけるハーブの認識を変えたかった
──会社の概要を教えてください。
──会社の概要を教えてください。
八女市は、全国的に有名な日本茶ブランド「八女茶」の生産地です。私たちはそんな八女市を拠点に、お茶やハーブなどの生産から加工、販売までを一貫して手掛けています。設立は2011年。事業スタートのきっかけには、地方経済の鍵を握る産業とも言うべき「農業」を通じて、地元・八女の活性化に寄与したいという想いがありました。その想いから生まれたのが当社のオリジナルブランド『はるのき』です。ラインナップとしては、お茶やハーブティー、ハーブソルトに加えて、全国的にも珍しいお茶とハーブのブレンドティーなどを展開しています。
──なぜ、製品にハーブを選んだのですか?
──なぜ、製品にハーブを選んだのですか?
アイデアの根底には、当社代表の中村が海外で出会った「ハーブ文化」にあります。欧米では古くからハーブが身近にあり、心身をリラックスさせるため香りをかいだり、煎じて飲んだりしていました。つまり、欧米でハーブといえば単なる食品や嗜好品ではなく、健康的な生活を送る上で欠かせないものなんです。一方、日本ではそれほどハーブ文化が根付いているとは言い難い。でもそれは、ほとんどを輸入に頼り新鮮なハーブに出会えない現状では仕方のないことなんです。だからこそ私たち自身の手でハーブを手掛け、日本におけるハーブの認識を変えたいと考えました。
──栽培・加工のこだわりを教えください。
──栽培・加工のこだわりを教えください。
栽培方法については土を分析してpHを測り、ハーブに合った肥料を研究するなど独自のノウハウを構築しています。また、ハーブ自身が持つ忌避効果をうまく活用し、栽培期間中の農薬不使用も実現しました。加えて、ハーブを乾燥させる際には天日干しを行わず、乾燥機を使用しています。最適な温度や湿度、時間などについては福岡女子大学と共同で研究し、試行錯誤を重ねましてね。結果、当社産のペパーミントは海外産のそれと比較して、香気成分の一種であるメントール量を約2倍も多く残すことに成功しました。見た目も、鮮やかなグリーンを維持しているんですよ。
すべては多くの人に「おいしい」と実感いただくために
──科学的な手法を取り入れているんですね。
──科学的な手法を取り入れているんですね。
地方の主要産業である農業を発展させるには、何が必要なのか。当社ではそれを「科学的根拠に基づく生産管理」だと捉えています。なぜなら、すべての工程で生産プロセスが明確になっている農産物は、真の意味で「安全・安心」を実現したもので、ひいては消費者に「選ばれる」存在になれるからです。さらに個人の経験や勘に頼らない管理手法は地域に広げやすく、地域全体の水準向上や、より持続可能性が高い農業運営の実現に繋がります。当社のハーブ栽培方法が国際的な農業認証「GLOBAL G.A.P.」を取得しているのはその証左でしょう。
──最後に、メッセージをお願いします。
──最後に、メッセージをお願いします。
徹底した生産管理・品質管理は、それ自体が目的化した「ゴール」ではなく、実行して当たり前の「スタートライン」です。では何がゴールかといえば、お客様に「おいしい」「体にいい」と実感していただけることにあります。当社の商品は味わって頂いたその瞬間に、今まで抱かれていたお茶やハーブに対する認識を覆せるものだと自負しておりますので、ぜひお試しいただけると幸いです。当社としても、より良い商品を皆様にお届けするために、また、八女の、日本の農業をより明るいものにするためにチャレンジを続けてまいります。

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