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古野農場 福岡県嘉穂郡桂川町

古野農場

福岡県桂川町で代表・古野隆雄さんの代から「合鴨農法」を取り入れた無農薬・有機栽培を行っている合鴨家族 古野農場。近年は加工品の製造にもチャレンジする隆雄さんに、農業や加工品に対するこだわりを伺いました。

生産者プロフィール
社 名 合鴨家族 古野農場
代 表 古野隆雄
創 業 1950年
所在地 〒820-0603福岡県嘉穂郡桂川町寿命824
公式HP
古野隆雄 さん
古野隆雄 さん
生産者プロフィール
社 名 合鴨家族 古野農場
代 表 古野隆雄
創 業 1950年
所在地 〒820-0603福岡県嘉穂郡桂川町寿命824
公式HP
目的は売るためでなく、家族が食べるためにつくる
──まずは、農園について教えてください。
──まずは、農園について教えてください。
山々に囲まれた桂川町で、無農薬・有機肥料による米や野菜の栽培、かつ農産物を使用した加工品の製造を行っています。有機農業に挑戦し始めたのは、まだ「有機」という言葉自体が珍しかった1978年のことでした。当時は関連資料がほとんどなく、土壌づくりなどは手探りで進めるしかありません。オーレックさんの『ウィードマン』のような除草機械もありませんから、人力で行う草取りは想像以上に非常に大変でした。そんな折に、カモが水田の雑草や害虫を食べる「合鴨農法」と出会いました。
──合鴨農法について教えてください。
──合鴨農法について教えてください。
合鴨農法を取り入れた当時は、カモを狙う野犬との闘いが続きました。しかし、1990年頃までに電気柵を設置するなどして対策を進め、農法の体系化に努めました。以来、カモの成長ととともに、稲もくちばしで突かれて丈夫に成長するという好循環が生まれています。今でこそ、有機農業や合鴨農法を採用している農家さんはたくさんいますが、合鴨農法の第一人者として、社会起業家の育成を促進するスイスのシュワブ財団から「世界で最も傑出した社会起業家の1人」という称号をいただきました。現在は、国内外で合鴨農法の普及活動にも尽力しています。
──無農薬・有機栽培へのこだわりは?
──無農薬・有機栽培へのこだわりは?
有機農業にこだわる最大の目的は、「売るためにものをつくるのではなく、家族が食べるためにつくる」これに尽きます。「“子や孫のために育てた”と胸を張って言える米や野菜の方が信頼できるに決まっている」と話しているんですが、それがひいては、お客様に安心・安全な農作物をお届けできることにつながっているんです。そんな農作物を使用した加工品にもこだわっています。今回『コダワリノワ』に出品させていただく商品は、どれもが添加物を使用していない逸品です。ぜひ、素材本来の味をお楽しみいただければと思っています。
有機の農作物や加工品を気軽に楽しんでほしいという願い
──では、加工品の特徴も教えてください
──では、加工品の特徴も教えてください
食品加工の世界では、添加物を入れることが「当たり前」の状態となっています。しかし「添加物が入っていない調味料がほしい」という声も非常に大きく、それにお応えしようと、10年ほど前から無添加の加工品製造を始めました。特徴は、一言で言えば「濃厚」でしょうか。有機の露地栽培トマトを煮詰めて凝縮した『合鴨家族 古野農場のとまとソース』を例にしますと、1瓶(200ml)に使用しているトマトの量は約1kgにもなり、瓶を逆さにしても出てこないほどなんです。揚げ物にはもちろん、ケチャップの代用にもなるのでオムライスなどにもご使用いただけます。
──最後に、メッセージをお願いします。
──最後に、メッセージをお願いします。
また、『合鴨家族 古野農場のウスターソース』にも野菜をふんだんに使用していますし、『合鴨家族 古野農場 純米酢』では、大川市の歴史ある醸造メーカー『庄分酢』さんの技が活きたまろやかな酸味と旨味を楽しむことができます。私どものこだわりに終わりはありません。今後は当農場で栽培した大豆を使用して醤油づくりにもチャレンジしてみたいと思っていますし、「子や孫のため」という意味では、未来を担う地域の子どもたちに、もっと有機の農作物や加工品を気軽に楽しんでもらえる環境をつくっていければと考えています。ぜひ、私どもの今後にご期待ください。

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